齢幾分か

また一つ歳をとりました。朝比奈です。
なんだか、歳をとることに、興味も喜びも悲しみもないですね。名目上、誕生日というものが定められてるだけで、そこで明確な変化があることはほとんどないわけですから。もちろん去年はそれなりに大きな意味はありましたけど。成人として認められる、認めざるを得ない、と言う。
まぁ、特に喜びが薄れるのは、祝うこと祝われる事がずいぶんと減った所為かな。特に幼少のことは誕生日というのは大きな節目で、そこで大きな贈り物を得るというイベントが存在してましたから。最近は、家族でケーキを食べることすらままならなくなりましたからね。家族全員バラバラですから、生活が。同じ家に住んでるとは思えないくらい。
あと、友人が少ないってのもあるかもしれませんね。私の誕生日を知ってる友人が何人いるだろう。まぁ、その数少ない友人は割とお祝いメールとか送ってくれますけどね。ただ、逆に考えて、友人の誕生日をどれくらい知ってるだろう、と思ったら皆無なんですよ。そのくらい、自分の中での優先順位が低いんでしょうね。そんな人間が人から何かを求めるなんておかしな話ですけど。せめて隣にいてくれる人とかいたら違うんでしょうけど。まぁ、私にそれはないなぁ。


さて、ちょっと暗めになってきたので違うお話。
相変わらず残暑というか、昼間は日差しが暑いですよねぇ。でも風が涼しいせいか、日陰の温度がずいぶん低いです。過ごしやすいですねぇ。特に、夜のこの心地よい涼しさは私の好きな季節の訪れを感じさせます。秋ですねぇ。
で、今日はバイト終わってすぐに友人がライブに出るって言うので観に行ってきました。が、電車に乗り遅れてぎりっぎりについてしまったがために、最後の1曲しか聴けなかった罠。残念。
その友人は、ついにバンドメンバーもそろえ、音楽で生きていくつもりで動き出したんだとか。なんかちょっと違うけど青春、ってかんじ、かも。方や、別の友人は事務所まで入ってデビューしようかってところで、本当にしたいことなのか迷って、考え直したんだとか。みんないろいろ考えてるんだなぁ。
私はどうだろう。
もう、1年後にはほとんど決まってるような状況になってるのが最適なんだろうけど、そもそもの目指すところがわからない。今まで流れに身を任せてきたツケがここまで来たか、って。本当にしたいことがわからない。候補はあるんですけどね。むしろ働きたい会社とかまであるんだけど、そう簡単にいかないだろうなぁ。しかも私の様な人間が社会でどれほどの事ができるのか。いや、それは考え過ぎなのかなぁ。きっとこういう事を相談すると、「最初はみんな不安なんだよ。」とか言われるんだろうけど、みんなが不安だからなんなんだ。それに安住したところで先は見えないし、安心はできない。それは思考停止と同じではないか。うん。
「ある」人はいいけど、「ない」人もしくは「ある」か「ない」かわからない人はどうしたらいいんでしょうね。


で、結局暗くなる…。駄目じゃん。