本日の購入物と感想。

εに誓って (講談社ノベルス)
なんと、大学と家の往復の電車内で読み終えてしまいました。やっぱり、森先生的に言う「映像展開型の文章」は読むのも早いですね。まっ、もちろんS&Mシリーズとかよりボリュームが減ってるのも確かですが。まぁ、これが大体求められてる量、みたいですけどね。
さて、ここから先はネタバレがあるかもねっ。
少なくとも《τ》よりは、しっくり来るエンディング。序盤からなかなか読み手を離さない感じで。
とりあえず、未だに考えてるのは「赤柳さんの正体は誰なのか？」ということ。
一時期、保呂草さんか、とか思ったりしましたけど、そしたらやっぱり年齢があわないし、確か四季シリーズには出てきましたよね、保呂草さん。
で、最近は、ちょっとずつ紫子さんかなぁ、とか思ったり。
なんか巷の一節では森川君姉だという説も…。しかしそれはいくら何でもマイナーすぎないか、と。森川姉が出てきたのって、記憶では《月は幽咽の…》ぐらい？だとするとさすがに…。
だって、初郎とか、めっちゃ紫子さんのセンスっぽいし（笑。
う〜ん、どうなんだろうなぁ。
とりあえず、前作よりはおもしろかった。雰囲気的には《そして二人だけになった》に近いかな。結構大がかりなトリック。よく考えないと混乱しそう。