ヒグラシの鳴き声。

実は未だに体験版である「鬼隠し編」すら終わってない「ひぐらしく頃に」ですが、そんな私は今月発売のファウスト vol.5 (講談社 Mook)ひぐらし特集を読んでるわけですよ。で、まぁまだ読みかけだったりするんですが、この特集をよんではじめてヒグラシが「カナカナ」鳴くことに気がついたり(ぇ。だからなんなのだ、と。タイトル画面のあの鳴き声もヒグラシだったのですね(遅っ。
まぁ、それはさておき、前半の渡辺氏との対談の内容で気がついたことを少し。やはりゲーム誌ではなく、文芸誌としての考え方がでてるなぁ、と思ったところが。最近のゲームの話で、内容そのものよりそれを飾る外装の方に偏ってしまっているという話。実際、最近のカオスと化したゲーム業界においてうたい文句が新システムであるだとか、イラストレーターであるとか、そのCGの枚数であるだとかに偏ってることは、いわば仕方のない事なのではないでしょうか。ごまんとあるものの中からユーザーが手に取る数は知れてるわけで、そこでどうすれば集客できるかとなるところに焦点が行くのは必至ですよね。まぁ、だから悪いとかそういう事じゃないんですけど、企業でものの表現を売り込むのは限界が見えてきた、ということなんじゃないでしょうか。本などと違ってゲームはその場で開封して、内容を確かめる、というのは困難なわけで、そういう意味では内容を売り込むものとしてはひどく不利な立場にしかないわけで、そうなるとやはり外装で表現しやすいこと、すなわちイラストとかになるんだと思うんですよね。
ここで、一つ思いました。そしたらパッケージに軽く「立ち読み気分」で読めるシナリオをつけてみるとか(笑。いや、絶対だめだよね。うん。
まぁ、そんなことを思いながら、がんばって、あの分厚い本を攻略するとしますか。
そうそう、どうでも良いんですけど、今月のファウスト、枕にするとちょうど良い高さですよ(笑。